Nuppenbecherほか入荷
Nuppenbecher、ドイツ語です。nuppenはgobつまり塊、becherはカップ。色とりどりの丸いぽっちのガラス装飾の付いたガラスのカップです。なんとも可愛らしいモダンデザインに見えますが、実はこれ古代ローマ時代のガラス器の写しです。このガラスのぽっちは宝石を模しています。ガラス製造の起源は紀元前3000年にさかのぼりますが、初期の頃は手間のかかる型ガラスです。それが紀元前1世紀の半ばにシリアで吹きガラスの技術が開発され、安価に大量生産が可能になりました。その後シリア、パレスチナ、エジプトが相次いでローマ帝国の支配下に入り、高価な金属食器の代わりとしてガラス器が広く普及します。オリジナルはドイツのケルンにある博物館に収蔵されています。ケルンはローマ帝国時代の植民都市であり、その名もラテン語のColonia(コロニア)に由来します。すべすべころりとしたガラス器を手に古代ローマに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
COSTA BODAのガラスボウル。Bartil Vallien(バーティル・ヴァリーン)デザインの、ブルーを基調にした神秘的なガラス作品です。たっぷりとした大きさと厚みは、夏の抹茶碗にもぴったりです。
フロストな水玉模様のガラス湯のみ。
今はなきホヤクリスタルのタンブラー。
青被せ江戸切子の花瓶。
スペイン製のリサイクルガラスの大鉢。もとの材料となるガラスの色を受け継ぐのでほのかに青みのあるガラスです。日本でも細々と沖縄などで再生ガラスを使った器が作られていますが、新品の材料を使うよりもコストがかかってしまうという話をよく耳にします。しかしスペイン製は輸入品であるにもかかわらずとても安価。国策として分別収集し大規模な工場で効率的に作れば安価に大量生産ができるのでしょうね。
優雅なガラス枠のワールドクロック。
近年も精力的に活動なさっている迫二郎さんのガラス器。桜吹雪を閉じ込めたような器。
ファイザー製薬とティファニーのコラボレーションりんご。
青と赤の切子冠水瓶。青いほうはコップ付き。