木製本棚ほか入荷

  

昭和12年制作の開き戸の本箱。左側が観音開きで右側にも片開きの戸があります。引き出しは全部で6つ。戸棚の中の棚の位置は自由に動かせますので大きな本も収納できます。棚板4枚の5段。重厚な引き手にカットの入った美しいガラス、さすが戦前の作りは風格があります。サイズは横幅121センチ高さ144センチ奥行き34センチ。男性二人なら難なく運べる重さです。

 

 

 

 

もうひとつ本箱。天板上の優美なアール状の飾りが特徴的な本箱です。こちらは引き戸。細長い金具を差し込めば簡易に鍵がかかる安全仕様です。猫ちゃんが開けちゃう心配もありません。棚板2枚のゆったりした3段。引出しふたつ。横幅91センチ高さ110センチ奥行き32センチ。

 

 

 

簡易な木製本立て。スリムでコンパクト。狭い空間にも存分に本が立てられます。サイズは横幅96センチ高さ22センチ奥行き21センチ。

濃いめの木色ですので、最初にご紹介した本棚に乗せても違和感なく馴染みます。

 

 

 

倉田硝子の3色マーブルガラス鉢。

 

 

 

同じマーブルのガラスでもマルティグラスの方がだいぶサイケデリック。

 

 

潔い赤1色のたっぷりとしたガラス鉢。

鮮やかなガラス器はそのままでも美しいですが、こんな風にたっぷりと花を生けるとより賑やかで楽しいです。

 

 

 

Moores of Londonの山高帽。1862年ごろ創業の古い会社です。4人のムーアさんが設立したのでムーアズなのでしょうか。この帽子はTweenつまりハーフサイズで男児用です。ハーフサイズのブーツはあるのに帽子は?ということで作り始めたようですが、たしかに昔のイギリスの風俗写真を見ると大人をそのまま小さくしたような格好の子供がいてうっとりします。

この写真、イギリスの格差を表した写真だといわれますが、右側の子供たちの格好でさえもジャケット着用で十分に洒落ていると思いますけどね。

 

 

 

象印じゃなくてELEPHANTマークのクリップ。中身も入っていますが、古いのでサビサビです。

 

 

乳菓の元祖、ビガーの缶。懐かしい。食べてましたよこれ。歯にくっつくんですよね。オブラートがついてるお菓子というのも今はそうそうないでしょう。そういえば近頃見かけないと思ったら、これを作っていた広島のビガー本舗という会社は15年ほど前に廃業されたそうです。

 

 

シチズンの鹿付き鳩時計。クオーツ式。どちらかというとたまにしか出てこない鳩よりも鹿の方がメインなので鳩付き鹿時計なのかもしれません。ただ鹿に生えていたと思しきツノ2本が紛失しているのでツノがあればもしかしてトナカイ時計だったのかもしれません。昭和50年代の製品です。

 

 

 

愛知時計のアイチ・スーパーエイト。30日巻き。スーパーエイトなのに8日巻きでなく30日巻きです。昭和40年代の製品です。