芝浦製作所の扇風機ほか入荷

 

大正13年の芝浦エンジニアリングワークス製12吋ACエレクトリックファン。東芝の扇風機です。オーバーホール済み(配線をすべて新品に交換し、首振りギアボックスのグリス交換済み)ですのでそのままお使いいただけます。再塗装品です。ここ数年古い扇風機による発火が指摘されていますが、それは昭和40年以降のスイッチ部分にコンデンサが使われだして以降の製品ことですので、ここまで古い製品はもっと単純な構造ですから最低限の油差しと掃除をすれば発火の恐れはありません。94年経っても使える扇風機は今後二度と生産されることはないでしょうし、貴重なものとなりました。

 

 

引き戸の木製食器棚。上段と下段に分かれます。オリジナルはガラス戸ではなく欄間のような富士山の彫り物が入っていましたが、それですとちょっと和風に傾きすぎるのでガラスに入れ替えています。上段は最上段にダイヤガラス、その下にモールガラス。

 

下段はモールガラス。上段と下段の間に引き出し式のテーブルが出てくるようになっています。つまみはくりぬき。サイズは横幅90センチ高さ166センチ奥行き44センチ。

 

 

 

青被せ切子のデキャンタ&グラスセット。実用品とは言い難いですが、飾っておくだけでも心の潤いに。

 

 

不思議な笛。金属製で羊歯文様のような彫り物が全体にあります。

 

 

 

 

亀井硝子のクリスタルワイングラス。薩摩切子の復刻で一時話題となりましたが、残念なことに平成10年に倒産しています。デッドストックです。

 

 

 

 

銀製のスプーン6本組。七宝で松竹梅、です。デッドストック。

 

 

 

再びチャイナーマホー瓶。年に1回くらいお目にかかります。今回のは「あざみポット」カップと本体外側は清水焼で、中はしっかりとしたガラス製マホービンです。夜寝る時に枕元にお白湯を置きたいという方にもおすすめです。私は水筒に付属しているプラスチックカップが苦手なのですが、これはカップが陶器なので申し分ないです。デッドストック。

 

 

 

旧チェコスロバキア製のボヘミアガラス。7センチほどのキノコのようなリキュールグラスです。容量70cc。現在はスロバキアのズラトノの工場で製作されたものです。デッドストック。以前からなぜチェコスロバキアはガラス製品が有名なのかと思っていましたら、ガラス原料に欠かせないソーダ灰の原料であるブナの木が豊富にあるからだということです。

 

 

 

トルコのガラス製品のように派手な金彩ですが、国産のガラスキャンディーポット。ポプリを入れるのにも良さそうです。