石油ストーブの正しいしまい方

大型連休最後というのに福岡は薄ら寒いです。旧ブログの方にも書いていますが、定期的に石油ストーブの正しいしまい方を掲載しておこうと思います。くれぐれも灯油をタンクに残したまま押入れにしまわないようにしてください。

 

1. タンクに残っている灯油をポンプで抜く。このポンプは給油するときに使うものです。タンクを斜めにするなどしてできる限り抜いてください。最後はクッキングペーパーなどで吸い上げるなど各自工夫してとにかくタンクに灯油を残さないこと。
注意 灯油がなくなるまで火をつけておけばよい(空焚きすればよい)と思っている方がいますが、アラジンストーブの場合は厳禁です。詳しくは→こちらをご覧ください。

2.  芯のまわりの掃除をします。煤、燃えカス、ホコリ、汚れを取ります。やる気のある方は、真鍮製のやわらかいブラシがホームセンター等で売ってますので、それで歯を磨くようにきれいに掃除します。シーズン中に一度も掃除していない方ならかなり埃が溜まっていると思います。ペットがいるご家庭ではそれはもうすごいことになっているはずです。はずせる部品は外してタール汚れをきれいに落とします。
注意 部品を取り外す際には芯の頭を傷つけないように気をつけてください。正常な燃焼に差し支えます。ご自分できちんとできるかどうか自信がないという方は、当方でもシーズンオフの処理を承っておりますのでお電話もしくは店頭にてお尋ねください。

3.  共箱や布袋などに入れて雨の当たらない場所に保管する。
注意 雨の当たるベランダや倉庫などにしまうのはやめましょう。湿気が多いと錆びてきます。

補足 古い灯油はタンクなどに入れてガソリンスタンドへ持っていけば処分してくれます。最近は処分料を取るところもあり、料金もスタンドごとにバラバラなので事前に確認してから持っていくことをおすすめします。今年の10月ごろから再びストーブを使う方も一夏越した灯油を使うのは避けた方が無難です。新しい灯油を購入しましょう。