ベネチアンガラスほか入荷

 

ヴェネチアングラス(vetro di venetien)のコンポート皿。イタリアのムラーノ島で職人によってひとつずつ手作りされるため、ムラーノグラス(vetro di Murano)とも呼ばれます。イタリアらしい軽やかな色使いと、同じものがふたつと無い伸びやかな造形が非常に魅力的なガラス器です。

 

 

こちらも手仕事で作られる流れるようなガラスの花器。ブルーからグリーンへのグラデーションがとても美しいものです。

 

 

チェコ製ボヘミアガラスの花器2種。透明色のクリスタルガラスです。

 

 

シンプルなカットのHOYAクリスタルの花器。透明度が高く食器類も人気があったホヤクリスタルですが、2009年に生産終了。

 

こちらはボヘミア風ですが、日本のカメイガラス製の花器。かつて薩摩切子を復刻したことで有名なメーカーです。

 

 

アンバー色のボヘミアガラスの花器。金彩と朝顔のエッチングがあるので花瓶だけでも十分に美しいのですが、小麦の穂のドライフラワーなどをたっぷり活けても楽しめます。

 

 

大倉陶園の花器2種。1919年創業ですから今年ちょうど100周年です。「良きが上にも良きものを」が企業理念として掲げてありますが、ここは本当に時代の波に流されない良いものをコツコツと作り続けている会社だなぁと思います。創業者の大倉孫兵衛の手記に「フランスのセーブリよりもイタリアのジノリよりも良きものを作り出したし」とあるのですが、外国のものまねに終わらず、一目見ただけでもわかる大倉陶園らしさ、日本の磁器らしさというのが感じられるところが良いのです。なめらかな目の詰まった白磁はまるで京都の芸妓さんの肌のようです。

 

 

ドイツのローゼンタールの花器。1879年創業で2009年にはイタリアのカトラリーなどを扱うsambonetの傘下に入っています。これは1961年から有名アーティストと時代の感覚を取り込んだローゼンタールスタジオラインシリーズ。銀器のデザインで知られるリノ・サバティーニとのコラボレーション作品です。

 

 

ドイツのフランクフルトにほど近い、Wiesengrund(ヴィーゼングルント)のガラスプレート。透明度の高いガラスプレートに野の草花のようなエッチングが施されています。スモークサーモンなどの前菜、デザートのチーズはもちろんお寿司などを盛っても涼やかで良いと思います。

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